2010年3月19日金曜日

museum

本当はホワイトデーに間に合わせたかったんだけど、
思ってたより時間がかかっちゃいました。

いつも応援してくれてる人達へ
ささやかなる贈り物。

けれど、僕のここ最近10年分の歩みが
その中にはギッシリと詰まっています。

昔、PATi PATiという音楽雑誌で『NOT FOR SALE』という
ショートショートの連載をしてたことがあるんだけど
僕の中ではいつの間にか音楽を作ることと同じように
そんな感じの文章を書くことが大切なライフワークになっていました。

僕がインターネットを始めたのが1999年頃だったと思うので
ちょうど10年ほど経ったのだと思うのですが
ネット上の日記やブログを利用しながら
日々の何気ない日記の合間で
思いついた時に書き留める形で
実は、この種のテキストを書き残していくことをしてきました。

このサイトを久し振りにリニューアルした中で
10年という節目も意識しながら
基本的にはそういった方向で書かれた文章を
まとめるつもりでの作業に取りかかり始めていました。

ただ作業している中で、普通の日記的に書いたものでも
なんとなくこの中に含めておきたいと思ったものは
一緒に並べて扱う形にしました。

ものづくりをしていると
次の作品を楽しみに待っていてくれる人達の期待に対して
作る方のスピードが全くもってゆっくり過ぎて
申し訳なく思う時も多いのですが
僕の中ではそこのスピードがたとえ周りのニーズと寄り添えなくても
沸き上がるイマジネーションを信じて
必要な時に必要な作品が
あるいは、今この時、この場所なのだと
言葉や音楽が望むようにして生まれてくる
その神秘を大切にしたいと願い
出来る限りマイペースを保ちながら作品を生み出して来ました。

自分自身で作った博物館に
作品をひとつひとつ飾るようにして
まとめる作業をしながら
僕はこの想いが間違っていなかったと
なんとなく安堵できるような気分を味わうことが出来ました。

10年分の想いが詰まってるなどと言っても
実際にはアフタヌーンティーしながら
読み終えてしまえるような分量かもしれません。
でも10年ねかせた葡萄酒を味わうような気分で読んでもらえたら
それで十分以上。この上ない幸せです。

もしも今度のライブに来る前に
読んでもらえるなら更に嬉しく思います。
なぜなら、こんな想いを内包しながら
歌っていることを理解してもらえることは
月明かりの下で物語を紡ぐように歌うシチュエーションに
まさにピッタリだから。

この博物館、これからも少しずつではあるけれど
展示物を増やせればと思っています。
とはいえ
何しろカタツムリ以上にのんびり屋の僕のすることなので
気長に待ってて下さいネ。



博物館はこちら → hm museum
(携帯だと見れないかもしれません)